マーガリンで心筋梗塞が増える!?

オリーブオイル

2005.8.5週刊朝日の記事より

「バターよりマーガリンの方が健康にいい」のが「常識」と思い込んでいる人はまだ多い。しかし、マーガリンに含まれる物質(トランス脂肪酸)が心筋梗塞を増やすために、米国では2006年1月からマーガリンに含まれる危険物質(トランス脂肪酸)の含有量表示が義務化された。

 

各国のトランス脂肪酸に対する【規制の動き】

ドイツ ・・・水素添加マーガリンの害が最初に指摘されたのはドイツで、水素添加マーガリンの発売時期と地域のクローン病患者の出現時期が一致したことで、現在は製造規制されている。

フィンランド・・・トランス脂肪酸に対する一般市民の認知度が高く、トランス脂肪酸ゼロのマーガリン「ベネコール」は同国マーガリン売上のトップを独走している。

デンマーク ・・・トランス脂肪酸の含有率が10%を超える加工食品の販売を禁止していたが、2003年6月からさらに厳しく、2%に改めた。

 

WHO(世界保健機関)は、トランス脂肪酸の摂取量を摂取エネルギーの1%以内(グラム数では2グラム程度)に抑えるべきとしている。

アメリカでは、2018年6月以降は、 トランス脂肪酸の原因となる油を食品に使うことを禁止する。としている。

 

トランス脂肪酸とは?

マーガリンやショートニングに含まれる有害物質?

トランス脂肪酸とは、マーガリンやショートニングを製造する際、液状の植物油を高温で処理し水素添加を施して凝固化します。その過程で分子構造が変わってしまい「自然界に存在しない有害な物質」が生成されます。

それがトランス脂肪酸です。

 

自然の植物油による「シス型」の脂肪酸の「正常」な構造が、水素添加された「トランス型」の脂肪酸の「異常」に変化した構造になってしまうのです。

「シス型」「トランス型」の脂肪酸によって作られた細胞壁のモデル図で、一部トランス型の脂肪酸のところで細胞壁が切れている状態になります。

その結果、「トランス型」の構造は不自然で、膜の構造が弱くなり有害な物質の侵入を許しやすくするということです。

トランス脂肪酸は、必須脂肪酸としての機能を持たないため、生体膜の材料にも局所ホルモンにもならなず、排泄するための代謝に大量のビタミンとミネラルを消耗する だけの有害物質である。とボレイ社では結論づけています。

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