記事のキーワードや書きたいことが決まったら文章を書いていきますが、いきなり文章を書くと書きたいことが上手くまとまらず、ちぐはぐな文章になってしまう事も多いです。
そこで、まずは50−150文字くらいのログラインという記事の内容を簡略化したものを作ってみましょう。
1。書くこと(記事の種類)、キーワードを決める
2。50−150文字のログラインを書く
ログラインは小説や脚本を書く際にも使われることが多い手法ですが、長い小説や映画の脚本などを短い文章で簡略化させることで方向性を決める「あらすじ」のようなものです。
記事を書く際もこのログラインを使うことで、起承転結がしっかりした「読める内容」にまとめることができます。
例えば「スマートスピーカー 音楽 再生」というキーワードを記事にするなら、ログラインは
「音楽も聞けるスマートスピーカーとそれぞれに対応したアプリを曲数、扱っている音楽のジャンル、スマートスピーカーの使いやすさの3つのポイントで比較して紹介する記事」
というような形で書いていきます。
ログラインは記事を書く前の「あらすじ」の役割になるので、記事を書いたあとに伝えたい内容がずれていないか、記事の中に内容がしっかりと含まれているかという確認にも使用できます。
文章を書き始める初心者に多い2つの失敗が、記事が短くなりすぎて内容が薄すぎるという状態、そして、記事が長い割に内容がバラバラというものです。
いずれも何を伝えたいのかわからない記事になってしまうので、そういった失敗を防ぐためにログラインを用意します。
ログラインがあれば、最低限伝えたいことは伝えられる内容に膨らませることができますし、話がずれていくことも防げます。
また作るサイトはアクセスさえあれば稼げるというわけではなく、記事が読まれることで滞在時間や複数のページを読みたいと思ってもらえるので広告が目に入る時間が増えて、アドセンス広告のクリック数の増加やAmazonアフィリエイトの成果に繋がっていきます。
内容の薄い記事、何を伝えたいかわからない記事ばかり増えても滞在時間は増えません。
検索エンジンからサイトに訪れたけどサイトを読むのを途中でやめる人が増えると、検索エンジンからの評価も徐々に落ちるので、アクセスは先細りし、努力に見合う報酬に結果的に繋がらないという悪循環に陥ってしまいます。
基本を押さえた記事の書き方は収益に大きく影響しますので、慣れるまではしっかりとログラインを書いてから記事に膨らませていくというやり方をしていきましょう。