まずAmazonアフィリエイトは、成果報酬型アフィリエイトのASPです。
成果報酬型アフィリエイトは商品を紹介し、ユーザーがサイト経由でその商品を購入することで、購入金額の数%を私達がASPから報酬としてもらうことができます。
この成果報酬型アフィリエイトを成功させるには、「買う気のないユーザー」を数多く集めるよりも、ある程度購入に近い欲求のあるユーザーを集める必要があります。
購入に近い欲求のあるユーザーというのは、準顕在層、顕在層と言われる層の人達ことで、悩みの解決方法を探していたり、商品をどれにしようか悩んでいるユーザーのことを指します。
この図は、私たちが買い物をする時に自然にしている行動なのですが、最初は自分の悩みにすら気づいていない所から徐々に検索をしたり、知識を増やしていく中で『なにか商品を購入して悩みを解決しよう!』と思うようになります。
例えば、季節の変わり目に服を買おうと思う時にも、『最近寒くなってきたなぁ。』と感じている人は潜在層。
『去年のコートにしようかな?それとも新しいコートを買おうかな?』と考えている人は準顕在層。
『どのお店で、どんなコートを買おうかな?』と、試着しながら悩んでいるのが顕在層。
『やっぱりさっき試着したコートを買おう!』と思っているのが、既存層です。
圧倒的に数として多いのが潜在層ですが、購入に近いのは既存層により近い顕在層で、そこを集客しなければいけないのが、成果報酬型アフィリエイトです。
ただ、既存層に近づけば近づくほどライバルも増えますので、集客のハー ドルも上がります。
例えば、脱毛・金融などの案件は 1 件の成約で数万円の特別単価がもらえることもあって、強豪のアフィリエイターがひしめいているジャンルです。
一方、Amazonアフィリエイトはというと、報酬の料率、報酬単価を見てみましょう。
以下は Amazon アフィリエイトの報酬料率の一覧です。
この料率表を見ると、楽器が2%の料率なので例えばこの340万円のグランドピアノを紹介すると
なんと、約68000円も報酬がもらえる!
と思いきや、Amazonアフィリエイトは 1 件の報酬上限が1000円なので、どんな高い商品が売れても1000円以上の単価は見込めません。
ですので、1件1万円以上の報酬をもらっているような強豪アフィリエイターはまずAmazonアフィリエイトには参入してきませんので、結果ライバルは強くない(多くない)という事になります。
でも、単価が1000円以上いかないから稼げないかというとそうではありません。
冷静に考えて、全身脱毛する人とAmazonで買い物する人はどちらが多いでしょうか?
圧倒的にAmazonで買い物する人が多いですし、その差は桁違いです。
報酬単価は違えど、Amazonで買い物する人が多いのであれば、成果件数は圧倒的に Amazonアフィリエイトのほうが獲得できるので、全身脱毛のように大きな金額を一撃で狙わなくても、コツコツと積み上げることで全身脱毛並みの報酬金額に近づけることは可能です。
またAmazonアフィリエイトの場合、顕在層が多くいる可能性の高い一般商標キーワード(商品名)が毎日のように増えるので、ネタに困ることも皆無です。
むしろ、どの商品についてを書こうか悩んでしまうほど!
購入への欲求が高いユーザーを多く集めることがAmazonアフィリエイトで成功する近道ですが、ネットショッピング=Amazonと認識している人も多いので、あまり気を張らずとも集客する事ができ、報酬に繋がるのが最大のメリットです。